もしかしたら今パスポートをなくして困ってませんか?
また、これから海外旅行に行くのに、万が一パスポートをなくしたら?と不安になっていませんか?
そんな方向けに不安を少しでも解消したいと思い対処法実体験を書きました。
私も、世界一周中にパスポートトラブルに遭いました。
これは自身の管理能力の低さが招いたパスポートトラブルです。
今回はその時に起きたパスポートトラブルの実体験をもとに解消法をご紹介させて頂きます。
大丈夫です!トラブルに見舞われたのはあなただけでありません!
こんな私でもトラブルを乗り越えることができました!
是非、ご覧下さい!
経緯
世界一周旅行のヨーロッパの一カ国目ドイツでパスポートトラブルに遭いました。
鉄道の駅を歩いていたら突如ドイツポリスに「パスポートを見せてくれ!」と言われ。「OK!」と快諾し、パスポートを見せようと探していたその時!!
ん・・・ない?っん・・・・ない?・・・・・パスポートがないっ! 紛失?盗難?
丸一日パスポートを持っていないことに気づきませんでした。
「パスポートを失くした!」とドイツ警察に告げました。
そうすると怪訝そうな顔をしたドイツポリスに「警察に行け!」と言われ、警察署に駆け込みました。
ドイツの警察署でポリスレポートを書いた後、心配だったのでミュンヘンにある日本大使館に相談に行きました。大使館の人はすごく親身に話を聞いてくれましたが、そこでは何も解決せず。
その後パスポートを失くす前に立ち寄った店を一日中探し回りました。
諦めかけたその後、ミュンヘンに到着した日に街の近くのプールに行った際、ロッカーに預けていたことに気づき、なんとかパスポートを見つけることができました。(自業自得ですね・・・)
嬉しさのあまりドイツの警察にパスポートが見つかったことを報告せず、旅を再開しスロベニア経由でクロアチアに入国しようとしたところ・・・
クロアチアの国境警察に「このパスポートは無効だ!」「入国はできない!」と言われました。
そのままスロベニアに強制送還されてしまいました。

ここが重要です!!
なぜパスポートが無効に??
ドイツ警察で、ポリスレポートを書いた際に盗難と紛失両方の届け出を出した際に、盗難の場合盗まれたパスポートで誰かが悪さしないようにパスポートを無効にしたようなのです。
パスポートが見つかった際に、警察に報告すれば恐らく大丈夫だったと思います。
ん?なんでドイツからスロベニアに行けたの?
それはシェンゲン協定があるから。
シェンゲン協定とは??
ヨーロッパはシェンゲン協定というものがあります。
簡単に言えばその協定内の国の行き来はパスポートチェックしなしで国境を横断できるのです。
青:シェンゲン協定に加盟しているEU加盟国
黄:現在シェンゲン協定には加盟していないが、将来的に加盟することとなっているEU加盟国
赤:シェンゲン協定に加盟していないEU加盟国
緑:シェンゲン協定に加盟している非EU加盟国
ドイツからスロベニアまではシェンゲン協定でパスポートチェックなしで行けたので大丈夫だったんですが、クロアチアはシェンゲン圏ではなくパスポートチェックが必要です。そこでパスポートが無効になってるとクロアチアの警察に言われ入国を断られました。
その後スロベニアの日本大使館で1週間かけて緊急パスポートを発券しなんとか旅を続けることができました。
スロベニアの大使館が入ってるスロベニアのリュブリャナのビルです。右側。立派ですね!

パスポート再発行はどうする?
まずはお近くの大使館か領事館にいきましょう。
そこでパスポートの種類を選びます。
※左側が一般旅券右側が緊急旅券
パスポートの下の方にICチップマークがあるのが一般旅券

1、パスポート新規発給
2、帰国のための渡航書
3、緊急旅券
1の「パスポート新規発給」は大使館や領事館により発給できない場合があります。その国の大使館や領事館で確認して下さい。
今のパスポートは全てICチップが内臓されており、その国の大使館や領事館ごとにICチップ内臓のパスポートが発給できない場合があります。
その場合、旅を続けるのであれば「緊急旅券」の発給を、帰国のみを希望する方は2の「帰国のための渡航書」を発行して下さい。
ここで注意です!!
「緊急旅券」の場、ICチップが内蔵されていません。実はICチップが内臓されていない「緊急旅券」では入国出来ない国があります。
その国は、アメリカとトルコのようです。
トランジットでも対応してしていないようですので経由もダメみたいです。
旅のスケジュールの再確認が必要です。
<緊急パスポート発券する際の必要書類>
・本籍記載の住民票
・本人確認書類
・証明写真
・旧パスポートコピー
少し長く旅をするときは、万が一の時に備え本籍記載の住民票と証明写真を持っていくことをおすすめします。
住民票を持っていない場合でも、PDFや画像で対応してくれる大使館もありますので日本にいる親や友人に相談しましょう。
ただそのあとは郵送しなくてはいけません。
また、ポリスレポート書いた際、パスポートが見つかったら警察に見つかったことを届けましょう。
まとめ
旅はトラブルはつきものです。旅が終わってしまえば全て笑い話になりますが、旅中は死活問題になります。
トラブルを事前に防ぐのは大事なことです。ただ起きたトラブルにどう対処するのかは、その後の旅に関わってきます。
上記の対処法を参考にいい旅にして下さい!
Have a nice trip!!
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